プラントベースメニューの商品開発ご提案へ \プラントベースの料理の美味しさって何が大切なの?/

 こんにちは。

フードコーディネーター 写真家の高梨亜里です。

プラントベースメニューの商品開発のご提案で、とある企業様に伺ってきました。


外はものすごい暑さですね💦衛生管理や温度管理に気を配りながら

ご試食品を調理作成。

企業様にお持ちした、今回のプラントベースメニューで
トマトソースは、玉ねぎはなしでセロリを効かせるレシピなのですが、

1度目に作ったソースが、セロリの鮮度があまり良くなかったのか、思った味と違って、、、

急遽、
新鮮なセロリを使って作り直して、イメージ通りの味になりました^^(ホっ)












「美味しい、と喜んでもらいたい」

料理を作って食べていただくときに、一番に目指す思いは、シンプルにそれです^_^


今回の企業様には、とても嬉しいことに、ご試食品を喜んでいただけではなく、大変勉強になる、素敵なご感想もいただけました。

「プラントベースフードのメニュー開発は、大豆ミートの臭みや味気なさをカバーする味付けなどで、どうしてもネガティブになりがち、
だけど、そうではなく美味しさに変えている、ソースが美味しく、感動した」


プラントベースレシピ開発において、
大切にしていることが、伝わった気がして、私も感動しました><


***


ここ数年は、様々なプラントベースレシピを開発させていただく機会が広がり、

プラントベースフード研究会にもご縁があり加えていただき、
昨年末から、大豆ミートを使ったレシピや、
日本の伝統食材を活かしたジャパニーズプラントベースレシピ、
スイーツレシピ、カレーレシピ等、40レシピを開発しました。


その中で、

\プラントベースの料理の美味しさって何が大切なの?/

わたしの中で気付くきっかけ、学びがたくさんありました。

特にその気づきがあったレシピを
今日は、ご紹介してみますね。


【vege ボロネーゼ】です。


プラントベースフード研究会でレシピ案をいろいろ話し合っていくうちに、

ミートソース、動物性だけでなく、にんにくもなしで、できないかな?との方向性になり、


イタリアンでにんにく抜きって、美味しくできるかな⁈

正直、その時の私にとっては、かなりの難題だと感じました。



リサーチや、食べ歩き、試作、思考錯誤していく中で

考えたことが、

五感で感じる野菜の持つ力を総動員、

甘味や、香り、旨味、そのハーモニーで立体的な美味しさを目指すことでした。

トマトや人参、玉ねぎなどは甘味があり、

セロリやハーブは香りが高く

きのこには旨味が

ナッツにはコクが

野菜にはそれぞれの異った側面、があります。

それぞれに役割を持たせて、美味しいハーモニーを組み立てる感じです。

大豆ミートは粒々の食感、という役割です。


私はプラントベースの料理を楽しむ時、野菜が大好きすぎて、
野菜だけで美味しい料理を食べたり、作ることが喜びです^^




だからこのボロネーゼのレシピも、

すごく作るのは楽しかったですし、新しい発見がありました。


【vege ボロネーゼ】子供達にパスタで出したところ、美味しいともくもくと食べている様子が印象的でした。

普段の動物性のミートソースの味だと、さらに粉チーズもかけたくなったりして来るのですが、

このvegeボロネーゼソースは、チーズをかけたいという欲求が湧かないし、素朴な旨味で、スイスイと食べてしまう、全く別の料理なのだなあ、滋味深いミートソース、とでもいうのでしょうか^^





それでいて

ワインにも合う!

私の好みです^^











このレシピは少し工程も複雑ですし、初心者向けではありませんが、

滋味深いミートソース/

ぜひ作ってみていただけたら嬉しいです。








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