旬の果実と撮影/料理写真とレシピの役割。

 

こんばんは。

フードコーディネーター、写真家の高梨亜里です。


気づけば慌ただしく四月は過ぎ、

ゴールデンウィーク明けて駆け抜けてました…

これまた、久しぶりの更新です。

 

先日、都内のスタジオ撮影。

レシピ開発から、スタイリング、撮影まで、

料理撮影のトータルコーディネートでした。

 



 


いただいたテーマに沿って、

色々な情報やアイディアをインプットし(リサーチ)

素材と向き合うこと(味、色、形、調理加工することで起きる変化)

それらの組み合わせのいく通りものバリエーション、想像の世界からのインスピレーション(調理実践)

具体化する(レシピとラフスケッチ)

 





 

ここで、

わたしの仕事のアウトプットは、

料理写真とレシピ文章の、紙媒体であること。

 

 

お店や、パーティー等で提供するお料理は、食べていただく事が前提

お客様と、料理と直で対面することができるので、

その一皿は、目と鼻と舌と、香りや温度、

それら全ての力でお料理の魅力をお伝えすることができるでしょう。

 

 

レシピは文章です。

どんなに素晴らしく美味しいレシピでも、

作ってみたいと思ってもらえなければ、

再現され、食べていただける機会はなかなか訪れないかもしれません。

まずはどんなお料理か、目を引くことが大切。

 

その役目が、視覚で料理を伝える料理写真です。

 

どんなにも、美味しそうに見えるお料理の写真が重要になってきますね。

 

 

スマホの普及により、

多くの人にとって、

写真を撮ることがいつでも簡単にできるようになったと思います。

便利になったことで、多くの人にとって

写真を撮って楽しむことが日常となっている今は、

写真を仕事としている私にとって、とても嬉しいことです。

 

インスタグラムの流行により、

自分で撮った写真は、家族や友人に見せる為の粋を超え、

個人が世界に発信できる時代

 

料理を仕事にする人や、

料理好きな人が他者との関わり方の手段として今求められているものは
料理本等のレシピを手に取り、作って提供(食べる)するだけでなく、

 

自らが作って提供(食べて)して、より素敵な写真を撮って発信できるようになること、

までが求められているのではないでしょうか。

 

 

また、

美味しそうな料理写真が撮れたら、

美味しそう!という喜びや、生き生きとするような食の楽しさを、
視覚を通してよりたくさんの人に共有する事ができる

とても素晴らしいことではないでしょうか。「美味しい写真の作り方」について記事はこちら

 

 

インスタ映え、について

2月に出場させていただきました

HCJレシピコンテストでも冒頭から話題に上っていました。

 

その時もお話しさせていただいたのですが、

わたしが料理を考える時、最終的な写真の仕上がりをイメージしながらレシピを考えていますよ

彩り、バランス、質感、見せ場、シチュエーション…

味とともに、頭の中で料理の絵を描いていく感覚は、とても楽しいプロセスです。

 

 

私は、食の仕事で、

アウトプットは写真とレシピ文章である。

レシピ開発からスタイリング、撮影まで、

料理撮影のトータルコーディネートを請け負います。

食のフィールドの中でも、それが私の仕事、専門分野です。

 

これからも、色々な方とこの価値観を共有していくことができたらうれしいと思います。

 

 

撮影が終わっての、試食タイムは貴重な時間✨

実際に食べていただけて色々なご意見をいただける

 

スタッフ総動員で

和気あいあいと試食しながら、

食材とお料理についての話が飛び交うこの時間が好きです^^

 

 

 今回の主役の果実について

お話をうかがうと、旬が1年のうち6週間しかないということ。

特別感ある、より華やかに楽しめるようなおもてなし感のあるメニューを目指しました。

山盛りフレッシュフルーツに囲まれて試作の日々

 

こんなにフレッシュな果実畑の近くに住んでいたら、

どんなお料理を振る舞うかな?そんなスタンスでキッチンに立つ。

気分は異国の地にトリップです☺

 

 

 

 

 


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