調理師専門学校ゲスト講師へ

 

こんにちは。

フードコーディネーター、写真家の高梨亜里です。
 
最近、とあるヘルシー食材のレシピ開発に明け暮れて、試作がてらヘルシー過ぎるごはんを、食べ続ける日々です。
 
さて、
先週のことですが、
西東京調理師専門学校へ、フードコーディネートの授業で
ゲスト講師に伺わせていただきました。☺︎

 

 



授業のテーマは

「フードコーディネート〜美味しい写真の作り方〜」



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そして、後日、うれしいお写真やご感想がたくさん届きました。ご丁寧なご対応に感謝するばかりです。こちらに掲載させていただきます。本当にありがとうございました☺︎

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講義
「フードコーディネーターの仕事について」
雑誌や広告など紙面やTVや映画などスクリーン、メディアを介して料理を伝えることとは
どんな役割、仕事なのかを具体例をお見せしながらお話しさせていただきました。

 



//フードコーディネーターの仕事という概念だけでなく、
料理を勉強している皆さんにとって、自分で作った料理を人に伝えるために、
料理をより写真映えするように、素敵に盛り付けるコツ
= カメラマンの目線を理解し、料理をより良く見せるコツ、

を身につけるメリットは
今の時代背景に密接していると感じており、

多くの人がスマートフォンや携帯電話を持っていて個人個人で通信できる時代、
そしてそれにカメラがついていること

多くの人にとって、写真を撮ることがいつでも簡単にできるようになり
便利になったことで、多くの人にとって写真を撮って楽しむことが「日常」となっていること。

 snsでは写真で発信し合う、インスタグラムの流行により、
自分で撮った写真は、家族や友人に見せる為の粋を超え、個人が世界に発信できる時代である。

そんなお話もさせていただきました//

 

「美味しい写真の作り方」
料理を作る人に向けた、写真映えする美味しく見せる盛り付けのコツ、
料理写真の基本の構成やライティングについて



「実習」では
 
ハンバーグを題材にし、
レシピは

「ハンバーグ ジンジャートマトソース」

「カブのレモンマリネ」

フードコーディネートpoint👉
 ✔️焼き色を美味しそうに焼く 
 ✔️ソースの具の盛り付け方のバランス
 ✔️仕上げのシズル感 → ソースの掛け方+ハンバーグの肉汁感
 





ご提案時に起こしたラフスケッチ▼夏のイメージで、ブルーのお皿に黄色い麻のクロス、コントラストカラーのスタイリングに。


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今回は空き時間に、
生徒さんが各自ラフスケッチを描いてみる、という試みも、行いました。





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//ラフスケッチがあることで、撮影がスムーズに進むメリットの為に、目指すイメージが明確になるよう、どう描くことがポイントかなどお伝えしました//


 

 





 
講義「美味しい写真の作り方」のコツを踏まえて実践
✔️写真映えする美味しそうに見せる盛り付け、シズル感の出し方
 
✔️各自で選んだ器に盛り付ける、クロスなどスタイリング

✔️自分のカメラで撮ってみる(あればカメラ持参、スマホでもok)

という授業内容でした。


自分が、生徒の皆のような年齢の頃は、一つ一つすごく新鮮で学んだことがどんどん身に入っていて、今でも当時の学習が土台になっていると日々感じていて
そして、今まさに食という専門分野を学んでいるみなさんと、こうしてお会いできたこと、大変嬉しかったです。
素敵な機会をありがとうございました!☺︎







お料理について「ハンバーグ ジンジャートマトソース」
ハンバーグの塩の代わりに、味噌を使っています。私は地元のママたちで味噌作りや発酵食を伝える活動をしており、メニューに取り入れる機会が多く、塩麹のように、味噌にもたんぱく質分解酵素が含まれていて、お肉の風味を美味しく変化させてくれます。まろやかな塩気なので、切れ味をつけるために、塩少々で締めています。
付け合わせの、マリネには、ArisWalkで有機農園さんと開発した青トマトジャムを持ってきました。みなさんと甘み付けに使いました。また農園さんからの、紫の株、日野菜かぶ、あやめ雪かぶも持っていき彩に添えました。