ビーツは天空の城?!


こんにちは。フードコーディネーター写真家 高梨亜里です。




土から引き抜かれて、持ちあげられていくビーツ
すごく迫力あって、

何かに似てる?

ビーツがまるで、 ’ラピュタ’ みたい??
エネルギーに満ち溢れて感じました^^

生でスムージーにして飲むのが我が家の定番!

食べる輸血と言われているくらい栄養価があって、めちゃくちゃ元気が出ます




農薬と化学肥料を一切持たない、長野県東御市 標高1000mの
有機農園 ’たんぽぽyou農’さんへ伺ってきました。





実に3年ぶり!の訪問、コロナ禍でなかなか伺えず、久しぶりの再会
農園主のやよいさん、スタッフのみなさんと、お会いできて本当に嬉しかった!

前回は、民泊でお世話になり、農園のワンデイランチのお手伝いや、早朝5時から
畑で初霜の降りた野菜の撮影をしたり → 前回の記事はこちら







「地球の生命の起源はなんだったと思う?」

「えーっと、微生物?」
「そう、目にも見えない、微生物」


「地球46億年の歴史の中で

土壌にも

人間の身体にも

野菜にも

たくさんの微生物が共存している」





「このモロコシと人間だって半分はDNAが一緒なんだよ」



「わたしたちの身体は、食べたもので、作られていく」



モロコシ畑の横に、何やら大きな黄色いバケツがあり、

子供たちと一緒に、その前に立ちながら、やよいさんに微生物のお話を伺いました^^




これは微生物のエサとなる’Nパワー水

Nパワー水に、
山の落ち葉を入れて、
微生物群を増やしているとのこと!




この液体は...なに?!

子供たちにとって、強く印象に残ったようでした。

わたしは、甘酒や、味噌、酵素ジュース、コンブチャなど、作っているときの、
あの感じかな?、とリンクして感じました^^

いま、秋収穫の、ビーツの苗を植えているところ、
とスタッフさんが作業されていていました。

隣には、大きく育ったビーツの葉っぱも。
持っていく?と



ママの大好きなビーツを持って帰ろう、と子供たちが1個づつ

大きめのを引き抜いてくれたのが冒頭の迫力あるビーツでした^^





人参、オクラ、ズッキーニの収穫もさせていただきました


オクラの花がきれい


つやつやのズッキーニ


すごくジューシーで、ズッキーニとは別物?というくらい、美味しくて美味しくて。
これが微生物群のチカラ?!
今年はさらにたんぽぽさんのズッキーニが大好きになりました^^


そして
久しぶりに、大好きな花豆のトンネルを、くぐってみました^^



花豆がいた!

花豆の花は真っ赤でかわいい

虫たちも気ままにやってきます^^

出口へ












花豆のトンネルは、外から見ると、こんな感じ↑



またすぐにでも来たいな、と思うほど
やっぱり、素敵な
エネルギーの巡りを感じました。

この3年の間も、ずっと野菜を届けてくださり
おうち時間を楽しくと、トマトの苗や、ベビーリーフやハーブの苗を送ってくださったり、
撮影用には新鮮で色とりどりな野菜も。

コロナ禍を過ごして、よりはっきりとわかるようになった気がするのは
同じ方向を向いている
時にどんな困難が訪れても
導き、導かれている人のつながり

大切にしていきたい、そう、こんなエネルギー✨
束の間でしたが、親子でとっても楽しかったです。
ありがとうございました!





プラントベースメニューの商品開発ご提案へ \プラントベースの料理の美味しさって何が大切なの?/

 こんにちは。

フードコーディネーター 写真家の高梨亜里です。

プラントベースメニューの商品開発のご提案で、とある企業様に伺ってきました。


外はものすごい暑さですね💦衛生管理や温度管理に気を配りながら

ご試食品を調理作成。

企業様にお持ちした、今回のプラントベースメニューで
トマトソースは、玉ねぎはなしでセロリを効かせるレシピなのですが、

1度目に作ったソースが、セロリの鮮度があまり良くなかったのか、思った味と違って、、、

急遽、
新鮮なセロリを使って作り直して、イメージ通りの味になりました^^(ホっ)












「美味しい、と喜んでもらいたい」

料理を作って食べていただくときに、一番に目指す思いは、シンプルにそれです^_^


今回の企業様には、とても嬉しいことに、ご試食品を喜んでいただけではなく、大変勉強になる、素敵なご感想もいただけました。

「プラントベースフードのメニュー開発は、大豆ミートの臭みや味気なさをカバーする味付けなどで、どうしてもネガティブになりがち、
だけど、そうではなく美味しさに変えている、ソースが美味しく、感動した」


プラントベースレシピ開発において、
大切にしていることが、伝わった気がして、私も感動しました><


***


ここ数年は、様々なプラントベースレシピを開発させていただく機会が広がり、

プラントベースフード研究会にもご縁があり加えていただき、
昨年末から、大豆ミートを使ったレシピや、
日本の伝統食材を活かしたジャパニーズプラントベースレシピ、
スイーツレシピ、カレーレシピ等、40レシピを開発しました。


その中で、

\プラントベースの料理の美味しさって何が大切なの?/

わたしの中で気付くきっかけ、学びがたくさんありました。

特にその気づきがあったレシピを
今日は、ご紹介してみますね。


【vege ボロネーゼ】です。


プラントベースフード研究会でレシピ案をいろいろ話し合っていくうちに、

ミートソース、動物性だけでなく、にんにくもなしで、できないかな?との方向性になり、


イタリアンでにんにく抜きって、美味しくできるかな⁈

正直、その時の私にとっては、かなりの難題だと感じました。



リサーチや、食べ歩き、試作、思考錯誤していく中で

考えたことが、

五感で感じる野菜の持つ力を総動員、

甘味や、香り、旨味、そのハーモニーで立体的な美味しさを目指すことでした。

トマトや人参、玉ねぎなどは甘味があり、

セロリやハーブは香りが高く

きのこには旨味が

ナッツにはコクが

野菜にはそれぞれの異った側面、があります。

それぞれに役割を持たせて、美味しいハーモニーを組み立てる感じです。

大豆ミートは粒々の食感、という役割です。


私はプラントベースの料理を楽しむ時、野菜が大好きすぎて、
野菜だけで美味しい料理を食べたり、作ることが喜びです^^




だからこのボロネーゼのレシピも、

すごく作るのは楽しかったですし、新しい発見がありました。


【vege ボロネーゼ】子供達にパスタで出したところ、美味しいともくもくと食べている様子が印象的でした。

普段の動物性のミートソースの味だと、さらに粉チーズもかけたくなったりして来るのですが、

このvegeボロネーゼソースは、チーズをかけたいという欲求が湧かないし、素朴な旨味で、スイスイと食べてしまう、全く別の料理なのだなあ、滋味深いミートソース、とでもいうのでしょうか^^





それでいて

ワインにも合う!

私の好みです^^











このレシピは少し工程も複雑ですし、初心者向けではありませんが、

滋味深いミートソース/

ぜひ作ってみていただけたら嬉しいです。