フードコーディネーター/フードスタイリストになって

先週末は、
おせち料理の撮影、
通販お惣菜カタログの撮影、
と行ってきました!

おせちは、3段、4段と重箱。日本独特のこの箱、
盛りつけながら、その華やかさに不思議な気持ちを覚えたり。
その仕切られた空間に、盛りつけるというのは、とても細やかな作業。
とても神経を使います、がまた一定的な作業をいかに効率よく進めるか、が重要です。

お惣菜カタログは、
1人分のお惣菜が1年分で120品、120カット!

商品の分量が少ない分、物の数などしっかり見せ、
またボリューム感も出さなければならないので、
侮ってはならない小皿盛り料理。。

終電コースが連日の日々なのは
夏にはクリスマスやお正月など、年末にリリースの撮影が目白押しだからで
そして。もう今年も終わり気分になるのね。。


様々な撮影をやらせていただき本当に感謝。


色々な課題に取り組む度に
フードの学校で教えてもらった事や、アシスタント時代に学んだ事を思い出す。。


手に職、
いままで培ってきたスキルやノウハウが全てな職業だなと実感し、
その度に色々な影響を与えて下さった方や、出来事に感謝。


更に、私には子供がいて家族があり、若い頃とは違い、
この仕事をするのに、
回りの家族を巻き混んでいますから、
本当に感謝しなければなりません。





震災直後に、万が一の危険を考えて、
子供と2人、田舎に避難して過ごしました。
そこで、偶然にも
レシピ撮影の仕事をやらせていただくきっかけがありました。


マイ箸ももちろんない。
自分のいつもの道具もない、

着替えすら最小限しかない。


使わせてもらえるものをかき集めて、

一眼レフカメラだけ送ってもらい、撮影しました。


身一つで、知らない土地で、食で人の役に立てた。

不幸中の幸いですが、
この事が、大きな自信になりました。



またフードスタイリストとしての道を少しずつ歩み始めました。

<大根の七味マリネ>

まだまだ、学ぶべき事がいっぱいですが、

いえ、きっとずっと学んで行くんだと思いますが、


私があこがれていたフードコーディネーターの先生方は、


みな子供もいて、40、50歳でとても活躍されていました。

だからいつかまたできるだろう・・とパタっとやめて、

子育てに専念していました。


まだまだ、女性、主婦、母には、食がつきまとってきますから、
きっとどんどん変わって、成長して行くはずです。



この仕事を通して、そういう事を感じられて、とても嬉しいです。





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