10月19日 東京
http://www.moonsystem.to/index.html
コチラの素敵なサイトより↑
満月の今日
本当にすごい勢いでお産が進みびっくり。
自然の力に身を任せ、
痛みを受け入れ、赤ちゃんを応援する。
産院に置いてあった本に、
「赤ちゃんはパイロット、お母さんはナビゲーター」
と書いてありました。
ホントにそう。確かにそう。
PM9:40に元気に産まれてきてくれました。
大きさは2564g。
2564gという小さな体で、満月の今日、
予定日6日前に、産まれてこようとしてくれた事。
勢いと勇気を持って、こんなに早い時間で降りてきてくれた事、
(小さいけど馬力のあるパイロット)
『本当にありがとう。』
自然分娩で産むことが出来て、本当に本当に良かった。
奇跡みたいに思いました。
「Vaginal Birth After Cesarean」
前回帝王切開で、次に普通分娩で出産することを、VBACと言うのですが、私は上の子(5歳)を逆子で帝王切開で出産し、もし次に出産する時は、再び帝王切開になります、と産院で説明を受けていました。
なので、再び妊娠するまで、VBACという言葉も知らなかったし、まさか自分が普通分娩で出産できると思ってもいなかったのです。
情報収集する中で、育良クリニックに出会いました。
こちらの産院では、多くの方がVBAC出産されています。
成功されている方がいるのだから、私にも出来るはず!何もしないで病院の都合で出産日を決めるより(予定帝王切開)、努力して自分の力で産みたい!その方が自分にあってる。と自分の気持ちに正直に決めました。
VBAC出産のリスクは、子宮破裂のリスクが高いに尽きると言われています。
キズの状態をチェックしてもらい、又、その他のリスク(逆子や予定日の大幅な超過など)がないという事など様々な条件があります。
先生は、自然の収縮で子宮破裂が起きる事はまずない、先生がしっかり付いて見てくれるから大丈夫、自然分娩でいきましょう!と言って下さり、先生や助産師さんを信じて安心して準備しようと思いました。
それでもやはり怖さもあり、、、生きるか死ぬかの様な覚悟が脳裏には常にありました。
VBAC出産というリスクがあったからこそ、妊娠期間をより大切に過ごせたと思います。その日の為に、私にできる事は、少しでもスムーズに自然分娩できる身体づくり。でした。
≪体重管理≫
産院の方からも特に注意されていたことで、体重を増やしすぎない事、産道にも脂肪はつくから、体重増加が多い人ほど難産になりやすい傾向にあるとの指導でした。
≪身体を冷やさない≫
妊娠のツボである、足首を冷やさない事、安定期に入ってからは半身浴をするようにしました。冷えると逆子になりやすい、と聞いたので、また逆子になっては元も子もない!
妊婦がなりやすい、むくみや足がつるという症状を予防できました。
≪食事の管理≫
9ヶ月頃の脂肪が付きやすい時期には、血糖値を上げすぎない食べ方を
http://arieswalk.blogspot.jp/2013/09/blog-post_16.html
妊娠期間中も、有機野菜の畑に訪問したり、料理教室やレシピ提案の仕事を続けさせていただいた事も、食についてダイレクトに活気が持つ事ができてとてもよかったです。
≪骨盤を整える≫
ベストセラーになっている「人体力学」など本を出されている、井本整体にお世話になりました。
月に1回の先生の施術で骨盤を整えていただき、また体操や呼吸法などを教わり日々実践していました。
育良クリニックではMicakoさんのインスパイリングエクササイズの講座にも参加してみました。
臨月に入ってからは、、、よく動きなさいと先生に言われていたので、マタニティヨガのストレッチや体操、スクワット、階段の上り下り、上の子と一緒にたくさん散歩したり、公園に遊びに行ったり。これもとても貴重な時間でした^^
『10月19日ライブ』
前回の日記を書いた日の次の日は、満月の日でした。
この日に産まれてきてほしいな、産まれてくるのでは?という予感と、
私も、産まれておいで、と話しかけました。
前日の診察で腸を収縮させる油、ひまし油をもらいました。キズに影響する可能性がある為、陣痛促進剤などの薬は使えない為、このひまし油で少しでもお産を進めるという事です。
19日の朝、これを飲んで、本を読んだりゆっくり過ごしました。
パパと上の子は早朝から海に地引網をしに遊びに行っていて、夕方に帰って来ました。
pm15:00、16:00には何となくいつもと違うお腹の張りがあるかなあ、という感じ。おかえりなさい、と同時に病院に電話。まだ不規則なので、あと1時間位様子をみて、又電話下さい。とのこと。17:00過ぎには5分間隔位に陣痛がある感じで、パパと一緒に病院に向かいました。
18:00に病院着。診察してもらったら子宮口5cm空いている。「朝までに産まれるかなー」と先生。
本当に今日産まれて来るんだ、赤ちゃんすごいねとパパと言いました。
助産師さんが、「体力あるうちに産まなきゃだめだよー、陣痛が弱まったら最後の手立てはないから」(陣痛促進剤は使えないという事)、とのアドバイス。
そうか元気出して、いっぱい呼吸して赤ちゃんに酸素を送って、応援しよう!と思いました。痛みはどんどん強くなるけど、陣痛と陣痛の間には何も痛くない休みがある。
その時には、パッと切り替えて、笑って話したり、軽く夕食を食べたり、背筋を伸ばして歩いたり、整体で教わった体操や呼吸法をやってみたりしました。
かのうちに、あっという間に時間は過ぎ、21:00にはおしるし、子宮口8cm空いてるから分娩室に行こう、と。日付が変わる前に産まれるかも?あと30分位で出てくるかも?と助産師さん。
前回帝王切開のキズが痛みはないか、と随時、先生が伺ってくれましたが、私の場合全くキズが痛むような事はなかったです。
最後の最後、赤ちゃんに臍のをがぐるぐる巻きついていると分かり、赤ちゃんが苦しそうとの事、会陰切開と吸引分娩となりましたが、元気に産まれて来てくれました。
パパには何があるか分からないから、病院にはずっと待機してね。とお願いしてたけど、立ち会い分娩はムリって言ってたのに、流れで(笑)最初から最後まで付き添ってくれてとても心強かったです。
☆私も様々な方の体験談を見て励まされました。VBAC出産を考えている方など、少しでも参考になればとここに詳しく書かせていただきました。☆
『お産は舞台?』変なタイトル。
ステージに上がる
本番。無になる。
10ヶ月の準備期間、色々な思いや、努力
その全てが凝縮され、発揮される。
その時がきたらあれこれ考えずに自然に身をまかせ
ステージを最高に楽しむのだ。
元々、ダンスや音楽、劇、と学生の頃は舞台(ステージ)に立つのが好きだったから、お産を終えて思い返し、なんだかそれに似てる(笑)
本番に向けての準備期間は、とても楽しいものだったなと思い返します。。。^^
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