こんにちは。
フードコーディネーター、写真家の高梨亜里です。
すっかり秋晴れの日々が気持ちいい季節ですね。
調理師専門学校のフードコーディネート授業の
講師をさせていただきました。
テーマは「美味しい写真の作り方」です。
はじめにスライドで実際に料理の画像を見ながら、講義
色々なお話をしまして、、
(こちらの写真は2018年度授業のものです)
それから、
調理デモ&調理実習、
スタイリング&撮影、
という流れで行います。
今回、ヨーロッパ生まれの大豆ミート、今年日本に初上陸したばかり大豆ミートの【 earth meat 】様に協賛いただくことが叶い、
初の!?調理師専門学校での大豆ミートを使った授業!
となりました!
メニューは、「大豆ミートのチキンカツ」です。
実はというと、今年はじめに
【 earth meat 】様の広告撮影をお手伝いさせていただいたご縁からなのです。
調理例の料理撮影を担当させていただきました。
大豆ミートは、高タンパクでローカロリー、コレストロール0、食物繊維豊富と、
ヘルシーで健康的な、未来の新しい食材と言えますね。
スプラントベースは地球に優しいという選択肢であると私も常々感じています。
学生の皆さんも初めて食べるという食材に、ワクワク感も相まって、
私自身もそういった場に使わせていただくことに、大変貴重な機会でした。
大豆ミートに触れ、特徴を掴みながら、
美味しく見せる盛り付けのコツ、
美味しく見える写真の撮り方、を実践しました。
最後に学生さんが、盛り付けとスタイリングしたお料理を、
ご自分のカメラで撮影しました。
「うん!美味しそうだね!」って言える写真が撮れると、
学生さんの顔もキラキラとして、それを見るのが私も嬉しく、みんなは未来の料理人ですから。
私がこの授業で、
「美味しい写真の作り方」というテーマを通して伝えたいことは、
料理人として、「料理を伝える力」、です。
「食べることは生きること。」生命をいただくのだから、食材は鮮度が命。
’美味しそう’と感じる写真には、生命を感じるような、食材の瑞々しさが写っています。
どんなに美味しいレシピでも、
表現力、写真や文章、言葉にするノウハウ、
それが伴うことで、アプローチが変化すること
せっかくの料理を食べていただける機会が減るかもしれない、増えるかもしれない。
一つの料理写真に対面し、カメラマンの目線や、料理人の視点、お客様の視点、
に立つ事で視野を広げることにも役立ちます。
携帯電話、スマートフォンの普及、
写真を撮ることが多くの人にとって、手軽に、そして日常になっています。
そして、Instagramの流行、
それを個人が世界に発信できる時代です。
フィルムで写真を撮っていた時代からしたら
こんなことは考えられなかったんですよね。
現役カメラマンの父とも常々話すこのテーマ。
これになると話が長くなりすぎるのでこの辺で。。
これからの時代、
フードコーディネートの授業で身に付ける
「料理を伝える力」
は料理人としての道に必ず力になってくれると確信しています。
いつもお世話になっている先生方、学生さん、皆さま、ありがとうございました☺︎
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