フードコーディネーター、写真家、高梨亜里です。
先日、
お菓子メーカーさんの商品撮影コーディネート、
スタイリングのお仕事で、
横浜の最南、金沢区の工場へハイウェイに乗って行ってきました。
海の近く、大好きな鎌倉の近く。
(写真は、昨年遊びに行った際の鎌倉駅。)
横浜で大変歴史あるお菓子メーカーさん。
工場内を眺められ、沢山の職人さん方が
丁寧に手作りでお菓子づくりをされている様を目の当たりにし、
そのこだわりと商品に対する愛情に驚きました。
まず幸せな気持ちになったのは、建物に一歩踏み入れた時の、
ほんとに香ばしい美味しそうな香り!。。
撮影についての余談ですが、、
商品撮影のコーディネートで大切なところは、
お菓子(その商品)のサイズにぴったり合った器を探すところ。
お料理の撮影では、料理のボリュームや付け合わせなどで多少、
器に合わせる、ということが可能ですが、
お菓子などサイズがきっぱりと決まっている商品の器を選ぶ時の方が、
ずっと難しいんです。
だから今回もモノサシ片手に探し回りましたよ!
商品サイズを前提に、色合いや質感の合う器を手にとって、
カメラを覗いた目線で、
盛り付けたらどう見えるかを一つ一つイメージして選びます。
それから、
料理の撮影に欠かせない、
美味しさを表現する=シズル感、
照りや瑞々しさなどですが、
今回は、お菓子。
焼き菓子や、
ボンボンショコラのシズル感てなんだろう?
と改めて向き合いました。
焼き菓子の、ザクッとした厚みや質感の見せ方や、
ボンボンショコラの、
繊細でパキッと切れ味の良いフレームのエッジ感。
写真を見る方との絶妙な距離感を大切に、
日常的なファブリック感をさりげなく、
自然な感じで食欲をそそるイメージ、
→今にもお菓子をつまみたくなるようなアングル、を目指しスタイリングさせていただきました。
さて、そんなイメージが皆様に届くといいな。
メーカー様のお話をじっくりと伺い、思いや背景を知りながら、
一つ一つの商品をより良く知って、
コーディネートさせていただけるお仕事は味わい深い=「丁寧なお仕事」と感じ、私にとって
今回も沢山の学びがあり、大変感謝の気持ちです。
「丁寧な仕事」をしていきたいと今年改めて願います!
(写真は鎌倉に遊びに行った際の。
ラピュタみたいな大好きカフェItsuki)
料理のお仕事、食と人との間にもっと素敵を探し、旅するように様々な形で沢山の食に関わらせていただいてきました。それらの全てはこれからももちろん視野を広げてくれることに変わりはありません。
料理撮影の仕事は、私にとってやはり軸となり、改めて大切にしていきたい、と思っています。今でも初めての撮影内容だったり、何かアドバイスをもらいたい時、はカメラマンの父に聞きに行くこともあります。フラワーデザインをしてきた母にスタイリングのことを聞きに行くこともあります。父と母には到底まだまだかなわないのですが、不思議にも2人の中間のような仕事に道を見つけました。この道はしっかりと歩んで行きます!
最後までお読みいただきありがとうございます︎
ブログの更新がすっかり1月末となってしまいましたが、、、
本年も何卒よろしくお願い申し上げます。
高梨亜里
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