
をテーマに
生活クラブの地場野菜生産者 東本郷の農家さんへ足を運び
写真とともにお伝えする農園レポートを。
お野菜を美味しく料理する、オリジナルレシピ、
デモンストレーションでは
今一番の旬野菜を、畑から直送して下さりました。
今回、使わせていただいた旬野菜は、
カリフローレ(カリフラワー)、赤ケール、キャベツ、
紫キャベツ。

度々、農園さんにお野菜の様子をお伺いしながら、直前までメニューは悩みましたが、
*「カリフラワーの甘辛そぼろ」
*「ケールのごま味噌汁」
*「キャベツとカリフラワーのコールスロー」
*「小松菜の生ふりかけ」もデポーのお野菜で、即席でお作りしました!


みなさんと、会話のキャッチボールも、とても楽しい時間でした。

サボイキャベツ。はホワホワに縮れた表面に、農園では朝露がホロホロと溜まった姿がとても綺麗でした!
サボイキャベツのお料理はこちら▽
長野県で田舎暮らしをするという機会がありました。
次第に地域の人との交流が生まれる中、
そこでは、これまで見たこともない、新鮮なお野菜や果物にあふれていて、
瑞々しい果物がたくさんきたらジャムやジュースに、ソースに、
珍しい野菜に出会ったらどうやって使うか研究したり、
旬の作物に引っ張られて料理を作り続ける毎日
それ以前も
フードコーディネーターの料理の仕事をしてきたのですが、
都会育ちだった私は、
「何かを料理を作ろうと思ったら、材料をお店に買いに行くこと」
が当たり前だと思っていました。
田舎暮らしを経験して、
「何かを作ろうと思ったら、たいてい周りの誰かが持っている(育てている)」分け合っている、
自給自足や、地産地消、旬を感じて日々台所に立つということ
自分で畑で収穫させてもらってきた野菜で、地元のカフェでワンデイランチもやらせてもらいました。
農家さんが心を込めて作ってくれた新鮮な食材があってこそ、
それを手に取って、何にお料理するかを考えることの、
素晴らしさを体感しました。
料理を考える発想が、180度変わりました。
台所に立つ時、生産者さんの長い間手間暇かけてお野菜を育ててくださった時間、
背景に感謝する気持ちを持っていたいと思っています。
そしてそんな想いとリンクして、生活クラブさんとのこのお野菜講座が実現。
農家さんのお話を伺うと今年の猛暑と、台風による強風により、かなりの被害を受けているようでした。
そんな中でも
「アースメイド野菜」と名付けて、
・化学合成農薬や化学肥料はできるだけ使わず、栽培履歴が明らか。
・残留農薬は、国の基準の1/10以下
・放射能は、国の基準の1/4にあたる25Bq/kg以下
将来にわたって食べ続けられる、作り続けられる野菜を目指して、
食べる人の為に丁寧なお野菜作りをされています。
店頭でもお野菜を買う時、産地と、栽培基準について色分けされていて、情報が開示されているのがうれしいですよね。
また、年間を通して、お野菜価格は一定になっていて、生産量が多くて野菜が買い叩かれたり、収穫量が少なく価格が高尚するということはない、計画的に双方の協力関係で成り立っていることを知りました。
生活クラブさんでは、組合員の皆さんが「草取り隊」として農作業のお手伝いするという取り組みをしていらっしゃり、
生産者さんとの距離の近さ、お互いに助け合う信頼関係のある繋がり方で、
このような健康的で美味しい作物が生まれる仕組みなんですね。
まさに、食べ物は人の繋がりがあってこそ、ということに素晴らしいなと思いました。

と農家さんはおっしゃっていました。
健康的で美味しい作物、豊かな自然、環境問題につなっがって行きますね。

畑に一度4歳の息子も一緒に行かせてもらったんですが、
さっきいただいたキャベツだよ、って言って試作のコールスローを出したら、
一口目食べて、思ったより美味しかった!と言って
続けてもっと食べてました。
子供にとって、野菜の味は、甘いとかしょっぱいとか、はっきりした味ではないので、
香りや味わいが繊細で、子供にとっては分かりにくく、少し難しい味と言えます。
子供はまだ成長途中、子供の舌は正直、有機農家さんが作るような丁寧に作られたお野菜の、自然そのもの野菜本来のパワーのある味は、私は子供たちにも伝わると思っています。
今回の体験で、
最初の一口を食べるきっかけ、は、食べ物の背景を知ること、が背中を押すのかな、なんて感じて。
農家さんとお会いしたり、家庭菜園で何か一緒に育ててみるとかももちろん、いいなと感じます。
誰々さんが作ってくれた、自分で作ったというとまず食べてみよう!という一歩になりますね。
私もたくさんの学びがありました。