生活クラブ「お野菜講座」開催しました*

  

ここの最近、周りの方々の以外な素敵な繋がりに驚きの連鎖の日々。
 
 
フードコーディネーター、写真家 高梨亜里です。
 
 
先日、生活クラブさんで
『お野菜講座』を開催させていただきました。

image


『旬の地場野菜を楽しもう!』
をテーマに
生活クラブの地場野菜生産者 東本郷の農家さんへ足を運び
店頭に並んでいる野菜とはひと味違う背景を、
写真とともにお伝えする農園レポートを。

お野菜を美味しく料理する、オリジナルレシピ、
デモンストレーションでは
今一番の旬野菜を、畑から直送して下さりました。

今回、使わせていただいた旬野菜は、
カリフローレ(カリフラワー)、赤ケール、キャベツ、
紫キャベツ。

畑で出会ったお野菜たちの姿▲

度々、農園さんにお野菜の様子をお伺いしながら、直前までメニューは悩みましたが、
その中でこんなメニュー。

*「カリフラワーの甘辛そぼろ」
*「ケールのごま味噌汁」
*「キャベツとカリフラワーのコールスロー」
*「小松菜の生ふりかけ」もデポーのお野菜で、即席でお作りしました!

image
みなさんのご試食盛り付け△
 
新鮮なお野菜と、
全部、生活クラブさんの調味料で料理を作らせていただきました。
調味料一つ一つ詳しくお話ししたいくらい、どれも美味しくて☺︎
 
 
 

デモ中は、子供に苦手なお野菜を食べさせるには?など、
みなさんと、会話のキャッチボールも、とても楽しい時間でした。

 
 
 

また、今回のメニューには登場しなかったのですが、これからが旬だから、と一緒に送って下さった新顔野菜
サボイキャベツ。はホワホワに縮れた表面に、農園では朝露がホロホロと溜まった姿がとても綺麗でした!

   サボイキャベツのお料理はこちら▽



 
生産者さんのことを伝えたい、と思うようになったきっかけは
 
7年ほど前、当時2歳の子供と共に半年間、
長野県で田舎暮らしをするという機会がありました。
親戚を頼りに、全く知らない土地に飛び込んで子供との生活が始まり、
次第に地域の人との交流が生まれる中、
そこでは、これまで見たこともない、新鮮なお野菜や果物にあふれていて、
瑞々しい果物がたくさんきたらジャムやジュースに、ソースに、
珍しい野菜に出会ったらどうやって使うか研究したり、
旬の作物に引っ張られて料理を作り続ける毎日

それ以前も
フードコーディネーターの料理の仕事をしてきたのですが、
都会育ちだった私は、
「何かを料理を作ろうと思ったら、材料をお店に買いに行くこと」
が当たり前だと思っていました。


田舎暮らしを経験して、
「何かを作ろうと思ったら、たいてい周りの誰かが持っている(育てている)」分け合っている、
自給自足や、地産地消、旬を感じて日々台所に立つということ

 
長野で地元の有機農家さんとの繋がりができ、子供と一緒に農作業を手伝わせてもらい、
自分で畑で収穫させてもらってきた野菜で、地元のカフェでワンデイランチもやらせてもらいました。

農家さんが心を込めて作ってくれた新鮮な食材があってこそ、
それを手に取って、何にお料理するかを考えることの、
素晴らしさを体感しました。
料理を考える発想が、180度変わりました。

台所に立つ時、生産者さんの長い間手間暇かけてお野菜を育ててくださった時間、
背景に感謝する気持ちを持っていたいと思っています。

そしてそんな想いとリンクして、生活クラブさんとのこのお野菜講座が実現。

農家さんのお話を伺うと今年の猛暑と、台風による強風により、かなりの被害を受けているようでした。
そんな中でも

「アースメイド野菜」と名付けて、
・化学合成農薬や化学肥料はできるだけ使わず、栽培履歴が明らか。
・残留農薬は、国の基準の1/10以下
・放射能は、国の基準の1/4にあたる25Bq/kg以下


将来にわたって食べ続けられる、作り続けられる野菜を目指して、
食べる人の為に丁寧なお野菜作りをされています。

店頭でもお野菜を買う時、産地と、栽培基準について色分けされていて、情報が開示されているのがうれしいですよね。
また、年間を通して、お野菜価格は一定になっていて、生産量が多くて野菜が買い叩かれたり、収穫量が少なく価格が高尚するということはない、計画的に双方の協力関係で成り立っていることを知りました。

生活クラブさんでは、組合員の皆さんが「草取り隊」として農作業のお手伝いするという取り組みをしていらっしゃり、
生産者さんとの距離の近さ、お互いに助け合う信頼関係のある繋がり方で、
このような健康的で美味しい作物が生まれる仕組みなんですね。
まさに、食べ物は人の繋がりがあってこそ、ということに素晴らしいなと思いました。

image

畑を回りながら、除草剤などの農薬や化学肥料を使うと、土の中の良いもの、微生物なども死んでしまう、
と農家さんはおっしゃっていました。
健康的で美味しい作物、豊かな自然、環境問題につなっがって行きますね。

image

畑に一度4歳の息子も一緒に行かせてもらったんですが、
さっきいただいたキャベツだよ、って言って試作のコールスローを出したら、
一口目食べて、思ったより美味しかった!と言って
続けてもっと食べてました。

子供にとって、野菜の味は、甘いとかしょっぱいとか、はっきりした味ではないので、
香りや味わいが繊細で、子供にとっては分かりにくく、少し難しい味と言えます。

子供はまだ成長途中、子供の舌は正直、有機農家さんが作るような丁寧に作られたお野菜の、自然そのもの野菜本来のパワーのある味は、私は子供たちにも伝わると思っています。

今回の体験で、
最初の一口を食べるきっかけ、は、食べ物の背景を知ること、が背中を押すのかな、なんて感じて。

農家さんとお会いしたり、家庭菜園で何か一緒に育ててみるとかももちろん、いいなと感じます。
誰々さんが作ってくれた、自分で作ったというとまず食べてみよう!という一歩になりますね。



私もたくさんの学びがありました。
ご一緒させていただきました皆様、
本当にありがとうございました!
  
 
 
そして本日、
10/24 22時~フジテレビ「梅沢富美男のズバッと聞きます!」
の今話題の業界コーナーで、
生活クラブさんが紹介されるそうですよ^^

こちらも是非ご覧になってみてください!



Ari'sWalk野菜レシピ絵本
 

Ari’s Walk_photograghyページアップ

 

こんばんは。

フードコーディネーター、写真家  高梨亜里です。


今日はちょっとしたお知らせです。


『HPにphotograghyページを追加しました。』



サイトについて先輩よりアドバイスをいただき、写真が沢山見れるページはある?と、、ない!と思い、このタイミングで!


よろしかったら見てやってください。


これからもより生命力を感じるような料理写真を撮れるよう精進してまいります。



引き続きよろしくお願いいたします☺︎m(_ _)m



https://ariswalk.jimdo.com/ari-s-walk-photography/





高梨亜里/ARI TAKANASHIさんをフォロー

ブログの更新情報が受け取れて、アクセスが簡単になります

SNSアカウント

日本の食品輸出EXPOへ。

 

こんにちは。

フードコーディネーター、写真家の高梨亜里です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

日本の食品輸出EXPO@幕張メッセへ行ってきました。

撮影担当させていただいた、野菜たっぷりのサラダこんにゃくのレシピ、ブースに大きく使っていただいていて感激です!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

社長様と📸

レシピ写真をお気に入りと言っていて下さり😭

 

ますます

良い写真とレシピ、より喜んでいただける仕事ができるよう精進したいと思います✨

 

 

今月後半にはフランス🇫🇷パリ、タイ・バンコクへ行かれるそうです👀ますますアイエーフーズさんの蒟蒻に大注目です☝️✨

 

 

 

 

 

パッケージ撮影担当させていただきましたJ-konjacシリーズ「蒟蒻ヌードル みそラーメン」

が先んじて発売だそうです✨

 

 

 

 

 

 

パッケージ、ナチュラルでヘルシーなイメージで可愛く仕上がっていて感激です✨

 

 

 

 

限られた時間の中沢山の出店者様のブース、立ち寄らせていただけたわずかなブースはこれもご縁ですね☺︎

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

歩いていたら野菜の料理が上手そうとお声かけいただき!?

ピンク色の彩り綺麗な「とき色ひら茸」をいただきました

貴重な品種のお野菜の品揃えに興味津津な『RoyalFarmer』さん

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

お洒落過ぎた『相模屋豆腐』さん

DJブース?商品背景は黒、豆腐が映えます⤴︎

 

 

 

 

太香胡麻油 白を使ったお菓子の試食、ゴマまんじゅう、ふんわりと美味でした!『マルホン胡麻油』さんなどなど…

 

 

 

 

 

 

 

 


夏休みの事。

 


こんばんは。

フードコーディネーター、写真家の高梨亜里です。

 

 

夏休みの事。

今年も長野県東御市にある、有機農園の

たんぽぽyou農さんへうかがいました。





ギラギラの太陽ではなく、


霧がかかってしっとりでも爽やかな空気感




さすが標高1000mの地です!

 



ここは雲の中なんでしょう^ ^

 

 

 

子ども達微力ながら農作業お手伝いさせていただき、

トウモロコシ畑に埋もれて、みたり、

ふっくらした実を探して、

ズバッと収穫。




足元には、

野獣が食べ終わったと思われるモロコシの芯も、、


美味しいから、こその被害。




無事に出荷するタイミングまで育てるのは本当に苦労されているそうです。


 

 

子供たちも、大好物

そんな貴重なトウモロコシを収穫させてもらいました^_^

 






 

兄弟きゅうり部隊は、きゅうりトンネルの中へ作業。

弟のハサミの持ち方かなり怖い(笑)

切りながら向かってきますから💦

 

 



きゅうりメロンの収穫は、

かくれんぼみたいでマイペースに探すと、病みつきに。

気づいたらみんな夢中でした☺︎



 

きゅうりメロンのトンネルには蜂が常に周りを飛び交っていて花から花へ。

ブンブンブンブン耳元で驚いてたけど、次第に当たり前になって慣れてました。


きゅうりメロンの花は美味しいのかな?

 


 

 










 

信頼できる人たちと、和気あいあいと農作物に触れ、汗をかき、

夢中になっていて

気づいたらあっという間に時間が経っていました。

 

 

 

 

夜には、丸子の一面の田んぼの中で、

星空の観察

この日は新月で、月明かりがなく、星の観察にはもってこいの日和。

 

夏の大三角もよく見えて。

 

火星や金星、も大きく見えて。


お兄ちゃんの自由研究のヒントになった様です✨

 

子供達と共に、大切な仲間と、大自然の中で過ごせた夏時間。

今回もとても楽しい時間をありがとうございました

 


 


日本伝統食「こんにゃく」 スーパーフード「Konjac」

 


こんにちは。

フードコーディネーター、写真家の高梨亜里です。







みなさんが普段食べている

「蒟蒻 こんにゃく」にも


製法や用途に合わせて

こんなにも沢山の種類がある事、ご存知でしょうか?





麺線撮影/スレートプレートで

(半透明な光を透過した蒟蒻、存在感を映し出す

盛り付けから撮影まで、とても繊細な撮影でした。

まるでこんにゃくで絵を描く感覚?!)

 

 

 

まず、

蒟蒻製品のバリエーションの多さに驚きました!

 

蒟蒻メーカーさんは、

蒟蒻の名産地として有名な、

群馬県のアイエー・フーズ』様

 

レシピ開発、スタイリング、カメラ撮影

料理撮影のトータルコーディネートを担当させていただきました。

 

日本の伝統食材である

「蒟蒻    こんにゃく」

 

美肌効果、デトックス効果があり

日本のスーパーフードと言われています。

ヘルシーフードとして、海外でも今大変注目されています。

 

 

ご縁は、なんと今年2月に東京ビッグサイトにて開催された

「ナチュラルフード新レシピ発掘オーディション」

 

 


来年度2019も開催決定

 

 

 

スイーツ部門にファイナルステージ出場、蒟蒻のスイーツをご披露され、

大健闘されていたアイエーフーズ様、

 

 

 

 

私も微力ながら、惣菜部門のファイナルステージ出場させていただき、

そのステージでの出会いという

ご縁に恵まれ、

お仕事をご一緒させていただく機会に恵まれました。

オーディション当時のレポートはコチラ→

 

 

 

 

 

 

 

 

***

 

お仕事をさせていただく中での

蒟蒻についてのお伺いするお話は、

どれも驚きと発見ばかりで、大変興味深く、

 

例えば、蒟蒻こんにゃくは96〜97パーセントが水、

独特な食感に食べ応えがあり満足感を得られるが、カロリーは殆どない上に、

食物繊維が豊富で、腸の砂下ろし、と言われるくらいお通じに良い、デトックス作用があり、

美肌効果も期待できるそうです。

蒟蒻に含まれるグルコマンナンという成分が血糖値上昇抑制作用があるそうです。

 

 

また、常温で長期保存可能な、保存食でもあります。

 

一番驚いた事は、

蒟蒻芋が、何故こんなにも沢山の水を抱えることが出来るのか?!

それは様々な研究者において、

現在も研究途中であり、まだはっきりと

解明されていないとの事。

 

 

 そんな、「蒟蒻  こんにゃく」

 

たくさん触れて、食べて、調理して行く中で、、

 

何て不思議な食材

 そして、蒟蒻て、なんて綺麗!

 

そんな風に思いながら…

蒟蒻という食材に、向き合わせていただき、とても貴重な機会でした。

 

 



サラダ蒟蒻/塩レモンでマリネしてサラダのトッピングに

 

 

蒟蒻は農産物、

「ナチュラル でボタニカルな」

クライアント様の目指すイメージ

キーワードから繋がる素材やカラーリング選び、

撮影時のライティング、構成と、フル稼働で!クライアント様とスタッフと共にイメージを作りをして参りました。

 

 
 
☝︎やわらか蒟蒻パウダー/蒟蒻をご自分で手作りできます!
※蒟蒻粉は、こんにゃく芋をスライス、乾燥させて粉砕した、非加熱、芋そのままのもの。

実は、
蒟蒻芋さんとも、
初対面。

 
蒟蒻芋が出荷できるまでに、
秋に収穫した芋を、冬場貯蔵して、春にまた植え、それを繰り返し、手間暇かけて大事に、少しずつ大きく育てて
3年かかること。

も伺いました。

そんな
貴重な蒟蒻芋さんも、
お手配くださり、
スタイリング、撮影させていただきました。
 
蒟蒻パウダーは、新商品で海外に向けてプロモーション予定の商品とのことです。

 
蒟蒻ゼリーやところてんなど、蒟蒻スイーツも豊富なナインナップです。
 
 


蒟蒻とは

 

独特な匂いがする、
なかなか味が染みこまない、
あくぬきの下処理に手間がかかる、
いつもの和食メニューで同じ使い方になりがち、
 
もしかして、そういう固定概念があるかもしれません。
 
それらを吹き飛ばす勢いで、
 
皆さまに
ちょっとした簡単な下処理からの、
味付けのコツで
何倍も魅力的に美味しくなる蒟蒻の食べ方、
また、
今までと違った新しい食べ方で楽しんでいただけるレシピ、を目指し試作を繰り返しました。
 
中でも
ヘルシー志向の女性や、ダイエット中の方、にはぴったりですので、より興味を持っていただきたい、
また、海外に向けて、受け入れられるようなアプローチをしたい、
 
という企業様のご意向を汲んで、
お力になれます様に、
 
わたし自身も何度もこれらのキーワードや背景、目的意識を元にました。

 

 

次回、パリでの展示会に、日本で唯一の蒟蒻メーカー様としてご出展されるとの事、

日本代表として、たくさんのご苦労があると思いますが、日本の伝統食こんにゃくを伝えて下さるアイエーフーズ様に、期待と感心の気持ちが止みません!

応援しています!

 

 



〜撮影後の試食タイム〜
実際に食べてご感想やご意見をいただける、貴重なお時間です。
例えば、
こんにゃくをジューシーなお肉の様に一工夫して焼いたサティ、
かなり挑戦的なメニュー、美味しい!と話題でした。

ありがとうございました!☺︎


***


スタイリングやライティングについてのポイント、

主役となるの蒟蒻

白、グレーを基調としたモノトーンな食材でありながら、

半透明で光を吸収する素材です。

暖色系のスタイリングでは、写り込みにより、色温度が高くなってしまう為

寒色系のスタイリングがメインとなっています。

ブルー系の器は、減退色といわれますが、

かえって、それが蒟蒻という独特な存在感を際立たせていると思います。

白い器でもアイボリーではなくグレー系をチョイス。

天板の木材の色も、

生成りではなく、主役がキリッと締まるように、ダーク系で。


***


余談ですが、写真を撮り始めたころ、

その頃は意識していなかったのですが、

ライティングなどはもちろんせず、

自然の中で、綺麗だと思うままに駆けずり回って写真を撮っていました。


それは、太陽と雲の位置、湿度によっても変わる

光が作り出す色と、空気感

追いかけているものは、それでした。


同じ被写体でも、この時間帯の、この天気でなければ!

そういった具合に、

被写体とそれが持つ色そのものを見るのではなく、

太陽と雲の位置、湿度によっても変わる

光が作り出す色と、空気感

を見て被写体を選択していました。

 

***


レシピを作る際の食材選びから、

主役を際立たせるスタイリング、

撮影時のライティング、

全てのプロセスを通して、

光が作り出す色と、質感、空気感をイメージする

という見方で

最終的な写真の仕上がりをイメージしています。


より魅力的な料理写真を作りたい!


その理由は、目にも身体にも優しく、美しく健康的な料理が大好きなので、

沢山の皆様に料理を作って楽しんでいただく為です。


一つ一つの仕事から、

必ず皆さまに何か食の楽しさを感じていただけるような結果を生み出すこと


その為に努力を惜しまず

歩んで行きたいです!