こんにちは 。
フードコーディネーター フード写真家 高梨亜里です。
わたしがオイルについて学びを深め、メディアで発信しようと思った背景、
わたしが感じる、オイル(脂質)の魅力についてのお話しを書きたいと思います。
〜植物の生命力が凝縮されたエッセンスで 美味しく美しく身体と心が健やかになる〜
photo by Ari takanashi
以前、脂質をテーマにしたレシピを考案するお仕事をいただいた事をきっかけに、
様々なオイルをテイスティングしたり、オイルの書籍や専門店のスタッフさんに教えていただいたり、
独学でオイルについて学ぶ機会がありました。
もちろん食用オイルをメインに学んでいたのですが、
サンプルでいただいた、サンナチュラルズさんの
スキンケア用ホホバオイルを初めて使ったときの驚きは、とても新鮮なものでした。
たぶん自分で意識してオイルを顔に塗るということを、したことがなかった私は、
ベトベトする、という思い込みがありました。
ホホバオイルをほんの一滴、手のひらに広げて顔に伸ばしてみたら、
スッと馴染んで肌に一枚ベールをかけたような感じ。
肌が一瞬で蘇った様に変わり、ホホバオイルの効能を感じた瞬間でした。
食用のオイルは、さまざまな味わいと香りがあり、美味しく楽しく、
そんな経口摂取するためのウェルネスオイルはもちろん、
スキンケア用に肌をバリア保護するためのビューティーオイルでもまた、
オイルの効能に驚きを得たわたしは、
オイルと人の身体の関係をもっと知りたくなりました。
…
三大栄養素である、炭水化物、タンパク質、脂質。
エネルギーは1gあたり、炭水化物は4kcal、タンパク質は4kcal、脂質は9kcal。
脂質はカロリーが高いから太る、できるだけ控えた方がいい、
などというマイナスな印象を持ちがちかもしれません。
しかし、その働きを見ると、
炭水化物(糖質)はエネルギーに、
タンパク質はエネルギーと体の形成に、
脂質はエネルギーと体の形成のほかに、
7大栄養素であるビタミン、ミネラル、食物繊維、ファイトケミカル、とともに、
生理調整(身体の調子を整える働き)をしています。
三大栄養素の中で、オイル(脂質)はわたし達の身体の中で最も多くの役割を果たしているのです。
脂質は、私たちの美容と健康に不可欠であり、
目、皮膚、脳、神経、心臓、血管、肝臓、腸
に存在しています。
わたしたちの身体を形成している基本単位である「細胞」レベルで見てみるとどうでしょう。
わたしたちの身体は、細胞は約200種類あり、37兆個もの細胞で作られています。
毎日20%の細胞が死んで、新しい細胞が生まれています。
1秒間に約5000万の細胞が生まれ変わっています。
こう考えると、生きていること自体が、1秒1秒、奇跡の連続ですね。
その全ての細胞膜を形成しているのは「脂質」です。
日々、どんなオイル(脂質)を摂取するかの
大切さがわかります。
また、オイルは、
植物の種、仁、種皮、胚乳、果実、それらを圧縮、絞り出し、精製した、
植物の生命力を凝縮したエッセンスであり
多種多様なファイトケミカルを含んでいます。
動物と違い、大地に根を張った植物は、
どんな劣悪な天候や外敵が訪れても、移動することができない為、
植物が紫外線や虫の脅威から、自分自身を守るために生み出した色素や香り、辛み、アクなどを、
ファイトケミカルといいます。
それは植物の生命のパワーそのもの。
ファイトケミカルは野菜の皮に最も多く含有されています。
わたしはこの事を知ってから、無農薬の野菜を皮ごといただくように意識してきました。
‘美味しい’と五感で喜びを感じる
植物オイルの色や味わい、香りは、
ファイトケミカルによるものなのです。
オイルは植物の生命力が凝縮されたエッセンスであり、
それが料理の中で活かされ、光を纏って透明感が増しキラキラと輝く様は
わたしはとても美しいと感じます。
オイル(脂質)が私たちの身体に密接に関わっているからこそ、
どんなオイル(脂質)を、どんなふうに摂取して
どんな効果があるのか、
美味しく身体を考える
レシピをお伝えしたいと思います。
美しくてシズル感ある写真とともに、
わくわくする感覚、
食べることを楽しんでもらえたらうれしいです^^
オイルの魅力について少しお話ししました。
まだまだオイルの魅力は沢山あるので、少しずつ発信していきます。またぜひ読みにいらしてください✨
0 件のコメント:
コメントを投稿